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乳がん検診

[2019.05.07]
大型連休も終わり、いつの間にか季節は暦通りになって新緑が広がります。5月6日は立夏、この時期に新茶をいただくと今年も生きていられたと感じます。  さて6月になると乳がん検診の申込みが始まります。乳がんに罹る人の数はこの30年の間に年間約3万人から9万人へと3倍に増えています。ピンクリボン運動等の啓蒙活動を広げて検診受診者を増やしてもなお、罹患者数は毎年増え続けています。乳がんはその多くが早期発見と適切な治療で治癒に繋げられます。日本では乳がん検診を受けている人の割合が欧米に比べて少ないのが実情です。そのうえに自覚症状のない人達が対象ですから、実際に乳がん検診で発見される乳がんはわずかです。ではなぜ我々は乳がん検診を強く勧めるのでしょうか。それは皆さんにこの病気への意識を持ってもらいたいからです。実際に検診を受診しなくても、自分の胸を触ってもらうきっかけをつくりたいのです。多くの乳がんはしこりを生じます。セルフチェックの習慣づけによってそれを早期に感じられる可能性があります。秦野市・伊勢原市の乳がん検診はマンモグラフィーと視触診との併用法で行っています。受診する施設毎にそのやり方は異なります。当院での検診方法は次回お知らせします。
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