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秦野市の乳がん検診が変わります

[2021.04.06]

  【秦野市乳がん検診についての大切なお知らせ】

秦野市の市民の方へのお知らせです。

1) 令和3年度からがん検診の申し込み方が変わります。

これまでは登録制⇒4月の締め切りまでに登録しないと受けられなかった。

   

令和3年度からは申し込み制⇒検診期間内(令和3年度分は令和4年2月末まで)であれば、後からでも申し込める。

(但し、4月10日以降は直接市役所に行って申し込む。)

4月9日まで事前申し込みができます。秦野市HPから電子申請もできます。

とりあえず申し込んでおくと、6月以降に受診案内が届きます。4月10日以降は市役所まで出向かなければならないハードルはありますが、2月末までの乳がん検診期限までいつでも申し込めるようになったのはよいことですね。公費からの補助が大きいので申し込んでおいて損はしません。上手に利用してください。

2) 乳がん検診の方法が変わります。

 秦野市はこれまで視触診併用のマンモグラフィ検診を行ってきましたが、今年度から公式の乳がん検診結果報告はマンモグラフィの結果のみとなります。これにより視触診は必須でなくなり、検査項目から外れ各施設の判断で行ってもよいサービス扱いとなります。

 当院では視触診をこれまで通り併用して行います。

当院で行う乳がん検診は、「一人でも多くの方が検診をきっかけにして自分の乳房に意識を向けていただくこと」を目標としています。それが将来の乳がんの早期発見に繋がると信じ、そのためには視触診とマンモグラフィの説明を含めた面談とが必須と考えます。視触診はそれを行う医師の技量に左右され、複数の医師が携わると精度が保てない可能性があります。それにより結果の評価が曖昧となり、国策として行う事業には向かないのかもしれません。

 いつの日か乳がん検診受診率が70%超えて受けることが当たり前になり、乳房のケアを各人がしっかりできる様になれば当院でも視触診をしなくなれると思います。

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